第7回日本バイオロギング研究会シンポジウム

日時:2011年11月12日
場所:名古屋大学 環境総合館レクチャーホール
実行委員長:依田 憲
テーマ講演「バイオロギング × 認知生態学」 †
依田憲(名大院環境)
「趣旨説明」
赤松友成(水工研)
「音で触る~聴覚認知と触覚認知~」
塩見こずえ(東大大海研)
「移動経路から探る 海鳥の時空間認知能力」
三田村啓理(京大院情報)
「位置から探る回帰メカニズム:魚は何を見ているのか?」
飛龍志津子(同志社生命医学)
「空飛ぶコウモリが音で“見る”世界~テレメトリ音響計測によるバイオソナー機構の解明~」
上田 宏(北大FSC)
「サケの母川記銘・回帰メカニズム~バイオテレメトリー手法による成果および将来展望~」
神谷之康(ATR脳情研)
「脳科学は実験室を飛び出すことができるか~ブレイン-マシン・インターフェースからブレイン・ライフログへ~」
藪田慎司(帝科大生命環境)
「敵対的交渉における適応的意思決定のための動機付けシステム」
高橋晃周(極地研)
「バイオロギングによるペンギンの認知生態学」

一般講演(ポスター発表)
Shirai M. (Nagoya Univ.), Yamamoto M. (Nagaoka Univ. Tech.), Yoda K. (Nagoya Univ.)
“Diving depth and diel pattern of male Streaked Shearwaters (Calonectris leucomelas) during chick-rearing period”
原田知子(北大院水)・風間健太郎(名城大)・山口智弘(山階鳥研)・鈴木創(小笠原研究所)・綿貫豊(北大院水)
「小笠原におけるクロアシアホウドリの移動軌跡と海洋環境」
依田憲(名大院環境)・富田直樹(名城大院農)・水谷友一(名大院環境)・成田章(青森聾学校)・新妻靖章(名城大院農)「多様な餌資源に対するウミネコの時空間対応」
山本麻希・桑山大実(長岡技大生物)・鈴木誠治(北大院農)・高橋晃周(極地研)・加藤明子(IPHC-DEPE, CNRS)
「心拍数を指標としたカワウに効果的な忌避刺激の評価」
山本純也(名大院環境)・土屋健児(名城大院農)・藤井英紀(名大院環境)・新妻靖章・日野輝明(名城大院農)・依田憲(名大院環境)
「鉄塔に営巣するカワウの繁殖成績の差異」
中野健一(日本海洋)・Webber D.・King D.・Vallee R. (Vemco)
「自然界の魚の時空間的な活動パターンを理解する新しい技術開発」
Zavalaga C.B. (Nagoya Univ.), Alfaro-Shigueto (Univ. of Exeter), Dell’Omo G. (Ornis Italica), Yoda K. (Nagoya Univ.)
“First GPS-tracking of small seabirds: Peruvian diving-petrels and Inca terns”
Zavalaga C.B. (Nagoya Univ.), Dell’Omo G., Becciu P. (Ornis Italica), Yoda K. (Nagoya Univ.)
“Patterns of GPS tracks suggest nocturnal foraging by incubating Peruvian pelicans”
Zavalaga C.B., Abe T., Yoda K. (Nagoya Univ.), Yamamoto M. (Nagaoka Univ. Tech), Watanuki Y. (Hokkaido Univ.)
“Wing morphology and wind barriers: sex-specific differences of foraging areas of Streaked shearwaters from Awashima, Japan”
藤田達也(長岡技大生物)・樋口正仁(新潟内水試)・伊藤陽人(佐渡地域振興局)・野上泰宏・前雄介(新潟内水試)・山本麻希(長岡技大生物)
「カワウによる捕食被害軽減のための粗朶沈床を利用した魚の隠れ家の機能評価(予報)」
水谷友一(名大院環境)・富田直樹・新妻靖章(名城大院農)依田憲(名大院環境)
「経年的変化でみえてきたウミネコのテロメア変化パターン」
堤理沙子(東大新領域)・佐藤克文(東大大海研)
「ビデオロガーを用いたオオミズナギドリの採餌の研究」
内藤靖彦(バイオロギング研)・安達大輝(総研大)・Costa D.・Robinson P.W. Fowler・M. (UCSC) ・高橋晃周(極地研)
「キタゾウアザラシの潜水行動時におけるストローク分布」
鈴木一平(東大大海研)・ロドリゲス ディエゴ(マルデルプラタ大学)・デービス W. ランドール(テキサスA&M大学)・佐藤克文(東大大海研)
「ロボス島で繁殖するオタリア雌個体の採餌戦略に関する研究」
小田英美子・白井正樹(名大院環境)・山本麻希(長岡技大生物)・新妻靖章(名城大院農)・依田憲(名大院環境)
「オオミズナギドリの安静代謝速度の計測およびアロメトリー推定式との比較」
渡辺伸一(福山大)・飯田知彦(広島県教委)・依田憲(名大院環境)
「世界最小の採餌域?をもつミズナギドリ:山口県上関町宇和島のオオミズナギドリ」
筒井康太(名大院環境)・村越未來(東海大沖縄地域研)・依田憲(名大院環境)・河野裕美(東海大沖縄地域研)
「GPSとビデオによるカツオドリ幼鳥の社会行動解析」
安達大輝(総研大)・Robinson P.W. (UCSC)・高橋晃周(極地研・総研大)・Goetsch C.・Paterson S.Costa D. (UCSC)・内藤靖彦(バイオロギング研)
「繁殖後回遊中キタゾウアザラシのストロークパターンの変化」
松本祥子・依田憲(名大院環境)・大下誠二(西水研)・河邊玲(長大海セ)
「東シナ海で採餌するオオミズナギドリの行動圏推定」
杉浦里奈・加藤真(名城大院農)・淺野玄(岐阜大応生)・加藤春喜(白川郷自然共生フォーラム)・日野輝明・橋本啓史・新妻靖章(名城大院農)
「堅果類豊作年におけるツキノワグマの広い行動圏」
阿部倫也・Zavalaga C.B. (名大院環境)・山本麻希(長岡技大生物)・綿貫豊(北大院水)・依田憲(名大院環境)
「動物装着型GPSデータロガーを用いた新潟県粟島のオオミズナギドリの採餌・移動の雌雄差」